鎌倉殿の13人 感想 (ネタバレあり)
世間に遅れること約半年、ようやく完走したので感想を...
小四郎が頼朝に感化されて、若草色だった着物が最後には真っ黒になっているというのは月次だけど衣装グッジョブだとおもった
最後にこれまでに斬り捨ててきた人たちを回想していくが、本当に50話近くの間にたくさんの人が死んでいった...
上総介から全てがはじまったような気がするが、上総介や和田あたりは勘弁してくれ〜という悲しい同士討ちで...
特に和田なんかは終盤微妙なボタンの掛け違いがなければ、承久の乱で活躍していたのでは、などとおもってしまい... 三谷幸喜作品はあんま好きじゃないし、このシリーズでもう〜んちょっとみたいな部分もなくはなかったが、総じて面白く、前半はコミカルに北条一門に対してまるで自分もそこの一員になったかのような楽しさがあったけれど、頼朝を喪い、瓦解していく中で大黒柱だった頼政を追い落としたり、北条の内ゲバがより悲しさを増す効果があったとおもう 何にしても序盤の好青年から、身を削っていった晩年まで演じきった小栗旬アッパレだったし、脇を固めるメンバーも最高だった 三浦だけがずっと付かず離れずで伴走してきてくれたわけだが、これも最後には心情の吐露もあり、ある意味では三浦の手によって命を落としたといってもいいとおもう
他の誰かにチョンパされるよりはある意味よかったのかもなあ
しかし封建社会において、家族や血筋という厄介なモノや、ツリー状の権力構造の采配などの大変さは CK3 でよくよく学んできているので、大変だよなあと 割と自分は義時みたいな策略プレイが好きだったので(サイコパスさを感じる文章)わかるなーという気持ちでみていた